歯の痛みと副鼻腔炎(上顎洞炎)

こんにちは!!大阪府高槻市藤の里町の歯医者、ほほえみ歯科です(^ー^)

副鼻腔炎(上顎洞炎)という病気を知っていますか?
時として、歯の痛みの原因が歯ではなくこの副鼻腔炎(上顎洞炎)という病気であることがあります。

副鼻腔とは、読んで字のごとく鼻腔の周りにある空洞の事で、全部で4つあります。
・前頭洞
・篩骨洞
・蝶形骨洞
・上顎洞
以上の4つです。

この中で、歯が大臼歯部において最も近接する副鼻腔が上顎洞という空洞です。
この部分に炎症(上顎洞炎、副鼻腔炎という)が起こると、炎症部位に近接した大臼歯部に痛みが発生します。具体的には何もしなくても痛かったり、噛んだ時の痛みや、歯が浮いた感じを自覚することが多いです。
また、上顎洞に近接する歯の本数によって、虫歯のように歯が1本痛いだけではなくて複数本痛むこともあります。
また、上顎洞は左右1対の空洞であるため、炎症は片方ずつ起こることも多く、その場合は片方の大臼歯部の痛みや頰部の痛みを起こすことが多いです。
他にも症状として、頭痛や鼻閉(鼻づまり)、口臭などを起こすこともあります。ほほえみ歯科では的確な診断により、適切な治療方法を立案させていただきます。では、原因はなんでしょうか?

副鼻腔炎の原因は、
・花粉症
・根尖性歯周炎
・歯周病
・歯の破折

など全身疾患だけではなく多岐にわたります。
全身疾患からくる副鼻腔炎は投薬などにより治癒することもありますが、歯に原因がある場合は投薬だけでは一時的に症状が治まっているだけです(対症療法)ので、歯の治療も並行して行っていく必要があります。

副鼻腔炎の診断には、レントゲン写真が役に立ちます。
この場合、パノラマレントゲン写真やCTといったもので上顎洞が白く(不透過生が亢進)していれば炎症所見があるとわかります。

高槻市藤の里町のほほえみ歯科にはパノラマレントゲン写真はもちろん、CTも完備しておりますので、的確な診査診断が可能です。

また、歯ぎしりやくいしばりによっても同様の症状が現れることがありますので、痛みが出た場合はなるべく早めに歯科医院を受診しましょう。

高槻市藤の里町にあるほほえみ歯科では、様々な所見から総合的に判断し、的確な診断を行っております。
その上で、極力歯を削らない、痛くない保存的な治療方針を立てていきますので、安心して受診してください。

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